中古バイクの廃車手続き

251cc以上のバイクの廃車

 

 

251cc以上のバイクは、400cc以下の中型自動2輪車と401cc以上の大型自動2輪車があり、運転するにはそれぞれ普通自動2輪免許と大型自動2輪免許が必要となります。

 

しかし、バイクの登録という点では排気量の違いは明記されますが、自動車税や車検時の重量税に違いは無く、維持費という点では同じとなります。

 

これらのバイクの登録書は4輪車と同様の自動車車検証となり、自動車の種別は小型自動車で、小型2輪という名称となります。

 

大型のバイクでも小型2輪という名称なのでちょっと違和感がありますが、排気量の上限は無く、1500ccの超大型バイクでもその名称です。

 

バイクの譲渡などでの名義変更の場合には廃車をする必要はなく、譲渡証明書と委任状を作成することで、次の使用者が管轄の陸運事務所に行き、まずは前のナンバーを返却し、その場で新しいナンバーを受け取ることができます。

 

車検が切れている場合は、一時抹消届を出してナンバープレートを返却しておき、譲渡証明書を作成することで、次の使用者が新たに車検を受けることができます。

 

バイクをもう全く使用せずスクラップにする場合は永久抹消届をして登録事項等証明書を受け取ります。ここに現在登録証明として永久抹消と記載させていることでその確認ができます。