バイクの種類と登録の区分
バイクには4輪車と同様に種類による区分があります。しかしその方法は4輪車とはちょっと異なり、エンジンの排気量での区分となっています。
4輪車では普通乗用車には全て車検があり、自動車税が排気量で区分され、重量税も1000kgを境に変わりますが、バイクの場合はまず、50cc以下、90cc以下、125cc以下の3車種がひとくくりになっており、これらは原動機付き自転車というカテゴリーになります。
これらの登録は住民票のある市町村の役所で行うのが原則となっていますが、区の場合にはいくつかの区を管轄する登録センターが別に設置されていることもあります。
又、免許は50cc以下では原付1種ということで独立した免許があり、普通自動車免許にもこれが付いています。その関係で日本ではこの原付1種の台数が非常に多くなっています。
90cc以下と125cc以下は原付2種となり、これに乗るためには自動2輪小型限定免許が必要となります。これは原付1種の30キロという制限時速が無く、一般道路で4輪車と同様に走れるので通勤等にも便利で、台数が上昇中です。
250cc以下は軽2輪車となり、ここから排気量が上のバイクは4輪車と同様に陸運事務所での登録となります。但し車検は無いので登録書は軽自動車届出済証というものになります。251cc以上は車検がありますので、登録書は車検証となります。